防音室の仕様
音の大きさや、電波の強さをデシベル(dB)で表します。数値が高くなる程大きな音を表します。
身の回りの音や楽器の音をデシベルの数値で表すと・・・
防音室の仕様は、防音の目的によって変わります。
例えば楽器の種類で音の大きさが違うので必要な壁の厚さが異なります。何の楽器をどのように演奏するかによって仕様を検討します。
目的や周りの環境によって違いますが戸建て住宅ではマイナス40~70dBの性能が必要となってきます。
防音工事の費用例
防音工事は、抑えたい音源によって、方法や使用する材などが違ってきます。それによって費用も異なります。
ここでは、その費用例と間取り例をご紹介致します。
Case.1ピアノ室にリフォーム
既存の住宅の一室をピアノを楽しむ防音室にリフォーム。6畳のお部屋を防音室に工事した場合、完成広さは4.5畳ほどになります。グランドピアノ一台が入るほどの大きさとなります。
工事面積 | 6畳 |
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完成時広さ | 4.5畳 |
性能 | -30dB |
参考価格 | 350万円(税抜) |
Case.2バンドスタジオの新築
バンドスタジオを新築施工。壁を3層にし、完全浮き床仕様で、全室を設け3つの防音ドアにより、開口からの音漏れも防ぎます。
ベースの重低音、ドラムの振動も、まったく音漏れしません。最高レベルの防音スタジオです。
工事面積 | 18m2 |
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完成時広さ | 10畳 |
性能 | -70dB |
参考価格 | 1250万円(税抜) |
分厚い石膏ボードを何重にも重ね張りします。
浮き床を作って、壁と壁の間には 壁と天井、床は3層造作します。断熱材を敷き詰めます。
壁と天井、床は3層造作します。
鉄製の防音ドアや、加工した防音ドアを合計3枚使用しています。
防音工事の流れ
現地調査
設計・お見積
測定をもとに、仕様を決めて設計致します。
ご成約
設計内容やお見積に納得して頂きましたらご契約致します。
施工へ
工事の開始です。
完成・お引渡
完成後再び測定をし、お引渡し致します。
まずは、ご相談ください!
また防音したい楽器等の音の測定をさせて頂きます。